俳優として多くの作品に出演し、長年愛され続けてきた西田敏行さんですが、その家族構成や愛する妻、娘たちとのエピソードはご存知でしょうか？
今回は、西田さんが語る家族との感動的なエピソード6選を紹介し、孫についての情報も調査しました。
家族との絆や温かい関係性を、この記事で詳しく見ていきましょう。
西田敏行の家族構成
西田敏行さんは、俳優としての成功だけでなく、プライベートでも温かい家族に恵まれていました。
生まれてからの幼少期のエピソードとして、養子として叔母に引き取られたことがよく知られていますが、ここでは結婚後の家族構成について見ていきましょう。
妻は寿子（としこ）さん
西田敏行さんの妻、寿子さんは彼より4歳年下の元劇団「青年座」の研究生でした。
ここで興味深いのは、西田さんが「一目惚れ」してしまったこと！まだ若かりし日の西田さんが、劇団に入ってきた彼女に一瞬で心を奪われたというのです。
あのコミカルな演技で知られる西田さんですが、恋愛ではかなりの情熱家だったのかもしれません。
どうやら西田さんは、その後すぐにアプローチを始め、数か月後には同棲生活をスタートさせるほどのスピード展開だったそうですよ。
「そんなに早いって大丈夫なの？」
と心配になる方もいるかもしれませんが、これがまさに「運命の出会い」だったんでしょうね。
実際、寿子さんは女優を諦めて、西田さんの俳優としての成功を献身的にサポートするようになります。
彼女が家庭をしっかり守ってくれたおかげで、西田さんは日本を代表する俳優へと成長したんですね。
このエピソードの詳細は後ほどたっぷりご紹介しますので、お楽しみに！
長女は彩夏（さやか）さん
西田敏行さんの長女、彩夏さんは1976年に生まれました。
子どもの頃には、西田さんとのCM共演が話題になり、家族ぐるみでのメディア出演が印象的でした。
例えば、「雪印ネオソフト」のCMでの共演では、親子のほほえましいやり取りが視聴者の心を掴みました。
この時期は西田さんが「釣りバカ日誌」などで大ブレイクしていた頃で、家族全員がメディアに顔を出す機会も少なくなかったようです。
しかし、彩夏さんは成長するにつれて、芸能界ではなく一般の生活を選びました。
西田さん自身が「家族のプライバシーは守りたい」と強く望んでいたため、詳細な情報は少なくなっています。
とはいえ、彩夏さんが父親から受け継いだおおらかな性格や家庭的な面が、彼女の穏やかな生活を支えているのかもしれませんね。
次女は梨沙（りさ）さん
次女の梨沙さんは1977年に誕生し、彩夏さん同様、幼少期に西田さんと共にCMに出演しました。
特に「第一生命グランドライフ」などでの共演は、ファンの間で「素敵な家族」と評判でした。
西田さんは家族での共演を通じて、温かい父親像を世間に印象づけましたね。
そんな彼女も現在は一般の方として暮らしており、芸能界には進んでいないようです。
梨沙さんも西田さんの影響を受けてか、非常に家族思いな性格で、穏やかな家庭生活を送っているのではないかと推測されます。
これもまた西田家ならではの、しっかりとした家庭の絆の証拠でしょう。
お二人とも、幼少期には注目を浴びましたが、現在は静かに生活されているようですね。
妻と愛娘とのエピソード6選
前述の通り、西田敏行さんは非常に家族思いな方で、プライベートな情報は少ないものの、時折トーク番組やインタビューでその家族愛が垣間見えるエピソードを語っています。
特に「徹子の部屋」などのトーク番組で、愛妻や娘たちとの日常が話題になることがありました。そ
れでは、そんな貴重なエピソードを6つに分けて紹介します。
①：妻寿子さんに一目ぼれ
西田敏行さんが妻の寿子さんに出会ったのは、1971年、劇団「青年座」でのことでした。
当時、寿子さんは研究生として劇団に入ってきたばかりで、まだ芸能の世界に馴染みがなかったそうです。
一方、西田さんはすでに俳優としてのキャリアをスタートさせていました。
そんな中、西田さんは一目見た瞬間に
「この人だ！」
と感じたそうです。
「初めて彼女を見た瞬間、心がドキッとしたんです。今でも覚えていますが、なんだか彼女の存在感に圧倒されたんですね」
と、西田さんはインタビューでその時の心境を語っています。
その後、アプローチを続けた西田さん。なんと、数か月後には寿子さんの四畳半のアパートに転がり込む形で同棲生活を始めました。
このときの住環境は決して豊かではなく、質素な生活だったそうですが、むしろそれが二人の絆を強めたのかもしれません。
「鏡台がひび割れているだけの部屋だったけど、それでも彼女は『女優を続けるためにはこれで十分』って言ってたんです。すごいなと思いましたよ」
と語っています。
この一言に心打たれた西田さんは、彼女とならどんな困難でも乗り越えられると確信したのでしょうね。
それから50年以上も一途に寿子さんを大切にし、寄り添い続けてきた西田さんの人柄がよくわかる、本当に素晴らしいエピソードですね。
②：家族でテレビ出演
西田敏行さんの家族は、1980年代にいくつかのテレビCMや番組で共演しており、特に「第一生命グランドライフ」や「雪印ネオソフト」のCMでの家族出演が大変話題になりました。
家族全員が出演する姿は非常にほほえましく、視聴者に「理想の家族」として温かい印象を与えました。
さらに、西田さん一家はフジテレビの「ドリフ大爆笑」のクリスマス特番にも出演したことがあります。
これには娘の彩夏さんと梨沙さんも登場し、家族ぐるみの出演が話題となりました。
この特番では、西田さんが持ち前のユーモアを発揮し、家族と一緒にドリフターズのメンバーとも絡んだ楽しいパフォーマンスを披露していたのが印象的です。
今で言う「ファミリーでのバラエティ出演」ですが、当時はとても貴重な体験だったはずです。
西田さん自身も
「家族で一緒にメディアに出るのは楽しい反面、ちょっと恥ずかしい瞬間もある」
と冗談交じりに語っており、家族との絆の強さが伝わります。
こうしたエピソードからも、仕事とプライベートを両立させながらも、家族を大切にしてきた西田さんの姿が浮かびますね。
③：娘のために猪八戒役を降板？
西田敏行さんが1978年に出演したドラマ「西遊記」では、彼の演じた猪八戒（ちょはっかい）が大きな人気を集めました。
この役は、西田さんのコミカルな演技が光り、多くの視聴者に愛されました。
しかし、続編には西田さんは出演しておらず、左とん平さんが引き継ぎました。
この理由については、さまざまな噂が囁かれていますが、その中でも特に有名なのが「娘のために降板したのではないか」というエピソードです。
親友である武田鉄矢さんがラジオで語った話によると、どうやら西田さんの娘が猪八戒の姿を見て、怖がって泣いてしまったことが理由の一つとして挙げられているようです。
武田さんは
「西田の娘さんが、あの猪八戒のメイクを見て怖がってしまったんだよ」
と話しており、その影響で西田さんが出演を見送ったのではないかと言われています。
これには「父親として娘の感情を優先したかったのかな」と思わせる、微笑ましい家族愛を感じますね。
また、こんなエピソードもあります。
西田さんが娘さんと一緒にショッピングセンターを歩いていたとき、子供が
「あ！豚だ！」
とからかったそうです。
その時、娘さんが
「パパは豚じゃないもん」
と涙ぐみながら言い返したそうで、これを聞いた西田さんも心が痛んだに違いありません。
「豚」と呼ばれることがどうしても娘さんにとって辛い出来事だったのかもしれませんね。
西田さんはその子供に優しく接しつつも、
「やっぱり、父親としては娘が悲しい思いをするのが一番辛いよ」
と感じたのかもしれませんね。
もちろん、降板の理由がこれだけとは限りません。
スケジュールの問題など他の要因も考えられますが、こうした家族を優先する姿勢を見ると、西田さんの人柄がよく伝わってきますね。
④：娘に歌をプレゼント
西田敏行さんは、忙しい俳優業の中で、家族と過ごす時間が十分に取れなかったことを後悔していたようです。
その後悔を埋めるために、彼は娘たちに向けて「パパの宝物」という歌を作り、プレゼントしたという情報がありました。
これは公式にリリースされた楽曲ではなく、当時のカセットテープに録音されていると言われています。
西田さん自身が「徹子の部屋」で語った貴重なエピソードとして、家族への愛情が溢れる話です。
「一番娘たちが父親を必要としているときに、仕事に追われてしまって、本当に後悔してるよ。だから、せめて歌に込めて、娘たちに気持ちを伝えたかったんだ」
と語っていた西田さんの言葉には、家族を大切にする気持ちがひしひしと感じられます。
この「パパの宝物」という歌は、優しいメロディーとともに、娘たちへの深い愛情が込められているのでしょうね。
父から娘へ送る名曲と知られる、西田敏行さんの「バトンタッチ」のように優しい歌声で聞かせているのが目に浮かびます！
もし、将来的にこの歌が「幻の名曲」として世に出ることがあれば、ぜひ聞いてみたいものです。
きっと心温まる、親子の絆を感じさせる一曲であることは間違いないでしょう。
⑤：病気で妻に本気で怒られる
西田敏行さんが心筋梗塞を患った際、妻に説教されたというエピソードがありまます。
特に妻の寿子さんは、長年にわたり彼の俳優人生を支え、そばに寄り添ってきた存在です。
この出来事があった後、寿子さんがどれだけ西田さんを大切に思っていたのか、そして彼の健康を心から気遣っていたかがよく分かるエピソードが残っています。
西田さんは
「心筋梗塞で入院したとき、妻が『あなたの命はあなた一人のものじゃないのよ！』って本気で怒ってね。自分の健康をもっと大切にしろって叱られたんだよ」
と、妻に厳しく言い放たれたことを回想しています。
それに続けて、
「俺、泣きそうだったよ。ここまで心配してくれるなんて、感謝しかないなって」
と語ったことがあります。
そして、病室で目を覚ました瞬間、最初に見たのは妻と娘たちが手を握ってくれていた光景でした。
西田さんはこの出来事について
「目が覚めた時、娘2人と女房が手を握ってくれてたんだ。それを見たときに、家族って本当にありがたいなってしみじみ思った」
と振り返っています 。
ただ西田さんらしいのが、退院後も健康に気を配りつつ生活していましたが、ある日、飲みすぎて酔っ払って帰宅した時のこと。
玄関で出迎えた妻の寿子さんは、かなり怒っていたそうです。
西田さんは当時を振り返り、
「玄関先で、20分ぐらい妻に説教されてね、家に入れてもらえなかったんだよ」
と笑いながら語っています(笑)
奥さんには頭が上がらないんですね！
このエピソードには、ただの叱責以上に、寿子さんの深い愛情と彼の命の重さを痛感する西田さんの気持ちが表れていますよね。
妻としてだけでなく、家族全員が彼の存在をどれほど大切に思っていたのかが、寿子さんの言葉からひしひしと伝わってきます。
これだけ真剣に向き合ってくれる妻や子供を持つ西田さんは、本当に幸せだったんですね。
⑥：妻から役者一生現役宣言
西田敏行さんが一時的に仕事を休んだとき、彼の妻である寿子さんが語った「主人は死ぬまで現役」という言葉が多くの人の心に響きました。
彼女のこの発言には、単なる強がりではなく、長年西田さんを支えてきた妻としての強い思いが込められていたのです。
寿子さんはインタビューで西田さんの今後の活動や引退について、
「そんなことはまったくないですよ。大丈夫。主人は、死ぬまできっと現役です。お仕事さえいただければ、続けていきたいと思っているんじゃないかしら」
と語っています。
この言葉には、夫として、そして俳優としての西田さんの強い意思を信じ、支え続けてきた彼女の深い愛情が感じられますよね。
実際、彼女は西田さんの下積み時代から一緒に苦労を乗り越えてきました。
夫が俳優として成功するまで、喫茶店やスナックで働いて家計を支えたこともありました。
こうした長い年月を共に過ごしてきたからこそ、「生涯現役」を貫く夫を信じ、応援する気持ちが強かったのでしょう。
実際に西田さんは共演者から
「西田さんは70歳を超えてもなお、役者としての情熱を失っていない」
とも語られており、常に新しい挑戦を続けたいという気持ちが強いそうです。
この姿勢には驚きますよね。一般の人であれば、年齢と共にリタイアを考えるところですが、西田さんにはそんな考えはまったくなかったようです。
それにしても、これほどまでに信じて支えてくれる妻の存在があったからこそ、西田さんは俳優として生涯現役を貫けたのかもしれませんね。
このように、寿子さんの言葉には深い愛と強い信念が込められており、西田さんの長年の役者人生を支えてきた「影の立役者」であることがよくわかります。
宣言通り一生現役の役者人生
西田敏行さんは、病気や怪我を幾度となく乗り越えながらも、俳優としての活動を続けました。
「生涯現役」を貫いた姿勢は多くの人々に感動を与えました。
亡くなる直前まで、舞台挨拶に登壇するなど、精力的に活動を続けていたことが知られています。
なんと、西田さんは亡くなる当日にも仕事の予定が入っていたといいます。
「付き人が自宅を訪ねたところ、西田さんは倒れていた」
との報道がありましたが、それでも西田さんは最後まで俳優としての役割を全うしようとしていたのでしょう！
76歳という年齢でも、年齢に負けることなく活動を続けたその姿勢には驚きです。
西田さんは過去のインタビューで
「俺は引退なんて考えたことないよ。だって、仕事がある限り俺はやり続けたいからね」
と語っており、まさにその言葉を体現した人生を送りました。
西田さんの「死ぬまで現役」という精神は、ただの言葉だけではなく、行動として見せ続けたものです。
普通の人なら、年齢や体力の問題で引退を考えるところですが、西田さんにとって演じることは人生そのものであったとよくわかりますね。
これだけの情熱を持ち続けられるのは、本当に凄いことですよね。
西田敏行に孫はいる？
西田敏行さんには2人の娘がいますが、孫に関する公式の情報は公表されていません。
西田さんはプライバシーを非常に大切にする人物であり、娘たちが結婚しているかどうかも含めて詳細は明かされていません。
ただ、娘たちが既に40代であることを考えると、孫がいてもおかしくはない年齢ですよね。
おじいちゃんになった西田さんの姿を想像すると、とても優しくて、愛情たっぷりに接している姿が目に浮かびます。
ちなみに、孫にまつわるエピソードのような心温まる話があります。
広瀬すずさんと西田さんがドラマ「おやじの背中」で祖父と孫の役を演じた際、西田さんは広瀬さんのことを
「本当の孫みたいで、すごくかわいい」
「初めて会った時から、本当にかわいかったんだよ！」
と、何度も広瀬さんを「かわいい」と言っていたそうです。
広瀬すずさんも
「本物のおじいちゃんみたい」
と感じていたと話しており、この役での二人の絆は非常に深かったことが伝わってきます。
このエピソードからも、もし西田さんに実際の孫がいたら、きっとその愛情は計り知れないほどだったでしょうね。
西田がどれほど家族を大切にしていたかを考えると、おそらく孫にはメロメロだったのではないかと思わずにはいられません。
これからも、家族や孫に関する話が表に出てくる日が楽しみですね。
西田敏行さんが一人暮らしや妻と別居との噂についての、記事はこちらです▼
まとめ
西田敏行さんの家族は、妻と2人の娘を中心に築かれ、彼の俳優人生を支えました。
数々の心温まるエピソードがある中で、妻や娘との絆が彼の人生を豊かにし続けたことがわかりますね。